その1　冷え性／肩こり　Aさん28歳OL
もともと、冷え性だったAさんは、日常生活でも手足が冷たく気になってきており、最近では頭痛、肩こり、耳鳴りまで出現するようになってきたとのことでした。1回の治療では、腎臓の働きを整える治療をしました。そして、背部の緊張をやわらげ、頭痛をとるため、足湯や後頭部を温める方法を指導したところ、5日後には手足の冷えが消失し肩こりも気にならなくなっていました

その2　腰痛　Fさん25歳主婦
Fさんの症状は、原因不明の腰痛でした。それも、前屈しただけで痛みが出るとのこと。いろいろお話を聞いてみると、こどもの頃から汗が出にくい体質だと言います。発汗作用が悪いと言うことは、泌尿器系に何か問題があるケースが多いのです。診察してみると、やはり腎臓の働きが弱っていました。腎臓の機能を正常に戻す治療を中心に身体全体のバランスを整える治療をしたところ、1回目の治療で腰の痛みがとても軽くなり、その後4〜5回ほどの治療であんなに苦しんでいた腰痛が完治しました。

その3　右の人差し指のシビレR男さん40歳会社員
R男さんは、ある日突然、右人差し指にひどい痺れが現れました。また肝臓の調子が悪く、よく背中に湿疹が出ていたそうです。治療は原因と思われる肝臓を中心にしたところ、1回で痺れの範囲が１／３となり、4回目では痺れの感じがかなり薄くなり、8回目に完全に痺れが消失しました。年に1回の人間ドックでは、肝臓肥大と診断されていたとは言え、本人はまさか指の痺れが肝臓から来ているとは思いもしなかったようです。今でも時にすぐ消える程度の軽い痺れが、お酒を飲み過ぎて肝臓に負担をかけ過ぎると現れるそうです。R男さんにとって今では、肝臓の状態を知るバロメーターの役目となっているそうです。

その4　頭痛・肘の痛み・肩こり・腰痛Y子さん24歳OL
Yさんは、肘や腰の痛み、長年の頭痛を抱えていました。お話を伺ってみると、12歳の時、転倒し後頭部をひどく打ち1日意識不明になったことがあることが判明しました。打撲の治療後、4日以内に打撲をしたところが痛くなることがあります。これは好転反応と呼ばれるもので、深く残っていた膿が外に向けて噴出するようなものです。Y子さんもこの治療の翌日好転反応が2〜3時間続きましたが、今では、テニスをしても、腰や肘・頭の痛みも出ることなく健康な生活を楽しんでいるようです。

その5　腰痛・下腹部痛　S男さん43歳カメラマン
S男さんは、夜も眠れないぐらいの下腹部痛をお越し来室しました。尿も紅茶色に濁っていました。症状としては、腎臓を含む泌尿器系の病気と思われたので、膀胱と腎臓の治療をしました。その翌日、病院での超音波エコー検査をしたところ、やはり左の腎臓の腫れと共に腎臓結石が見つかりました。2〜3回目の治療は、腎臓の治療後「無意識の体操」を指導。4回目の治療です。すっかり痛みが無くなりわずかに下腹部の違和感が残るのみとなりました。その数日後、自宅のトイレで自然に腎臓結石が排泄され、体調もすっかり元に戻ったそうです。